君に贈る花

君と君を愛する人たちと、それから

PRODUCE MX 101(モネクがプデュに出る妄想をするだけです)

 

 

※プデュシリーズ(S1はそこまで詳しくない)を網羅してきた私の一個人としての妄想

※雑

※評価曲はプエクで統一しました

※ちなみにプデュの推しはカンダニエル 村瀬紗英 キムウソクだった

※モネクではヒョンウォンくん

  

 

 

ソン・ヒョヌ(STARSHIP)25歳

 

ベテランバックダンサー。芸名はショヌ。何度かデビュー直前までいくものの白紙になることが続き最後のチャンスとして一人でプデュに出演。ダンスバトル番組(そんなのあるのか)に出演していたため知ってる練習生もいる。5位に着席。

 

(クラス分け評価) 

BEAST『SHOCK』ダンスも歌も当たり前に上手いのでA。先生もご機嫌。「歌だけ聞いてみたいわ」と先生に言われアカペラでk.willの『오늘부터 1일』を歌う。再評価でもA。

 

(グループ評価) 

NCT U『BOSS』

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ドンピョに3番目に選ばれる。ハンスンウポジションなのでメボもやるしリーダーとしても頑張る。しかし年下を溺愛するタイプではないので親子ケミには発展しない。グループ評価後の順位は41位。

 

(ポジション評価) 

ダンスポジション『Beliver』

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センター&リーダー。フリも構成も率先して考えるし実力者ばかりなのでスムーズに進む。ステージ衣装絶対テロテロの胸筋見えるやつでしょ。グループ内3位。順位は順調に上がっていくがデビューまではまだ遠くちょっと伸び悩む。ポジション評価後の順位は30位。

 

(コンセプト評価) 

『MOVE』

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リーダー&ボーカル。ショヌが部屋に入ってきた時点で皆ウンジギョかユガリだ〜って空気。ずっとリーダーなので上手くまとめられるしチーム編成投票も1位で残留決定。身体の体調が芳しくないメンバーが多かったので、全員分のフリと導線を覚えて一人一人のペースに合わせてサポートするショヌ。「これが最後のチャンスなので自分のために全てを捧げてきましたが、今は皆で勝ち残りたい気持ちが強いです。若い子たちが必死になっているのを見ると応援したくなります。僕、父親みたいなこと言ってますね」ってニッコニコの笑顔の別室インタビューが放送され「あぁショヌヤ…そんな諦めたような笑い方しないでㅠㅠㅠㅠ」「ウリ1pick最高のリーダーすぎるㅠㅠ絶対デビューしようㅠㅠㅠㅠ」ってファンダムが一致団結する。また落ち込んでいるジュホンを慰める姿が理想のアッパすぎるってことで「国民のアッパ」と呼ばれ始める。チームは2位だったが個人獲得票数は1位。コンセプト評価後の順位は15位。

 

(ファイナル) 

『To My World / サブボーカル1』

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「僕は…どう考えても少年ではありません…」別室インタビューで答えるショヌ。最後までリーダー。もうリーダー決めの場面さえも放送されないほどリーダーが浸透してる。めっちゃハンスンウポジションじゃん。

『Dream for you』では青いスーツ(ユビン着用)です。

この言い方地雷の方しかいないだろうけどわかりやすく言うと地獄のJRジニョクルートを辿るのはショヌ氏です………(滝涙)11位候補としてモニターに映る顔がずっと笑顔で、既に椅子に座ってるウォノと観客席の私が頭抱えてる。「最後のチャンスと思い挑戦しましたがまた夢を叶えたい欲が出てしまいました。ここで出会えた仲間たちに感謝します」って言う。最終順位13位。まぁMONSTAXでデビューしてるリアルがあるのでそんなのどうでもいい(それはそう)

  

 

 

イ・ホソク(JYP)25歳

 

アイドルを志したのが遅かったので年齢のわりに練習生期間は短めだが年長組。「有名な事務所でもあるからか周りのレベルが高くてなかなかデビューの機会を掴むことができませんでした。僕の個性をお見せできたらと思います」別室インタビューで語るウォノ。3人で参加。衣装がスケスケだったので登場してすぐミニョクが「涼しそうだな」と茶々入れる。32位に着席。

 

(クラス分け評価) 

EXO『Call Me Baby』を選曲。途中腹筋披露でギャーギャー言わす。ミニョクがヒョンウォンにシャツの襟口から自分の腹を確認させて笑い合うのが抜かれる。腹筋と表情は良かったけどパフォーマンスに惹かれる部分がなかった、とCクラス。別室インタビューで泣く。再評価でBに昇格。

 

(グループ評価) 

EXO『Love Shot』

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クムベンジャーズのハンギョルポジション。ウォノのことだから裸ジャケットなのにボタンとめない。歌割りは少ないけどちゃんと人気出る。グループ評価後の順位は5位。

 

(ポジション評価) 

ダンスポジション『Beliver』

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ここでショヌとの強力ケミが誕生する。夜遅くまで2人でフリを考えたり2人で上半身裸で筋トレする様子や「ショヌは考え方が大人です。大らかで一緒にいて気が楽なんです」別室インタビューも放送される。グループ内1位を獲得し泣きながらショヌさんに抱きしめてもらう。ポジション評価後の順位は1位。

 

(コンセプト評価) 

『U GOT IT』

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サブボーカル。ウォノが部屋に来た瞬間ユガリ〜!いやウンジギョもありそう…って空気。ここで初めてリーダーに立候補する。「今までヒョンなのに年下の子に頼る場面が多くて…いつも助けられてばかりなので今度は僕が力を貸したいです」と別室インタビューで語る。チーム編成投票は1位で残留するし順調かと思いきや、急なダンス変更で全体公開レッスンでグダグダになり注意される。やっぱりリーダー向いてないのかな…ってなるウォノをサポートするのがヒョンウォン。ダンスは得意なので一緒にフリ確認とか率先して手伝ってくれて、ラブシャから根強く生きていたヒョンウォノペンが再び活発になる。そして本番衣装は絶対にスンウさんの胸元ガン開きシャツ。グループは見事1位。グループ内では3位。コンセプト評価後の順位は2位。

 

(ファイナル) 

『少年美 / サブボーカル5』

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To My Worldのサブボーカル2を希望したかったが、残っているポジションと移動させる人の兼ね合いとか考えて仕方なくソニョンミを選ぶ。「あぁ〜!僕の身体のどこが少年なんだよ〜!」って叫んで初回の腹筋見せた映像が差し込まれる。しかしS2のカンダニエルのようにパフォーマンス全体の完成度を優先した行動に好感を呼ぶ。ミニョクが「ヒョンこれ以上好感度いらなくないですか?」って言うんやな。

『Dream for you』では白のスーツ(ウンサン着用)でめっちゃ泣いてる。

順位発表で選ばれる度にしっかり抱きつきにいく。キムヨハンとセンターを争い結果最終順位2位。「オンマァ…サランヘ」って死ぬほど泣きながら言う。観客席のウォノペンも大体泣いてる。放送が終わった後ショヌと抱き合ってずっと泣いてるのがTwitterでまわってくる。ウォンホおめでとう。

  

 

 

イ・ミニョク(MMO)22歳

 

ミニョウォンは絶対にMMO(今は亡きMMO…)5人で参加。ミニョクがプデュ出たいヒョンウォンも連れてくって事務所に直談判した(いやユンジソンじゃん)ひな壇芸人としてずっと茶々入れてるし(だからユンジソンじゃん)クラス分け評価中盤で居眠りして同事務所のヒョンに叩かれるのが先生越しにピンぼけしながら映る。「既にデビューしてる人に俺らが勝てるわけなくない?」ってヒョンウォンに話すのがしっかり放送に使われます。そして第1話放送を皆でモニタリングする時にジュホンに平謝りする。27位に着席。

 

(クラス分け評価) 

MMOなのでS2通りGOT7『Hard Carry』Dクラス。再評価テストのキメ顔が先生にウケて「アイドルとして愛嬌は大事だ」ってことでCに上がりヒョンウォンに飛びついてハグする。

 

(グループ評価) 

SEVENTEEN『아낀다(Adore U)』

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センター。練習がスムーズにいかず先生に怒られるが「ミニョガ、センターが似合うわ」って褒められて別室インタビューで「褒められましたよ⁈박수!박수!」ってやってんのが放送され「ライバルの歌を使って喜ぶなㅋㅋㅋ」と国プにつっこまれる。対決自体は負けるが笑顔が可愛いと話題に。グループ評価後の順位は23位。

 

(ポジション評価) 

ボーカルポジション『Me After You』

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ジャウォルとジュノの中間くらいのパート量(なにそれ)パート分けでちょっと揉めてミニョクが上手く仲介させるオンソンウみたいなシーン欲しい(なにそれ)グループ内4位。このあたりで自分の取り柄ってなんだろうって思い悩んじゃう。ポジション評価後の順位は28位。

 

(コンセプト評価) 

『Super Special Girl』

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サブボーカル。最初はユガリ部屋で先にいたヒョンウォンに「ヤ〜お前いるの〜?」って嫌そうな顔しながらちゃんと隣に座る。ユガリだとわかった後の別室インタビューで「ようやくセクシーミニョクを見せることができます」って嬉しそうだったのにチーム編成投票で移動することになる。それまでのユガリ練習風景でミニョウォンのDKノリがたくさん放送されてたのでエメモズ(事務所がMMOだから)支持者がお葬式状態。移動が決まった後も気丈に振る舞うミニョクをヒョンウォンが無言で抱きしめた瞬間ミニョクが泣き始め、ここでエメモズというケミがついに爆発する。SSGに移った後も「楽しい歌なので切り替えて頑張ります!」って前向きなミニョク。その良い人すぎる姿勢にジワジワ人気が上がる。そして本番ステージのスタイリングがミニョクのキラキラスマイルにバッコンはまってグループ内ぶっちぎりの1位。コンセプト評価後の順位は12位。順位発表式で固まってるミニョクを抱きしめて「大丈夫って言ったじゃん〜」って笑うヒョンウォン(カンダニエルじゃん)まさかのランクアップに超泣きながら「ガムザハムニダ〜…」ってコメントするミニョク(ユンジソンじゃん)てか全部の順位発表式でず〜っと隣にいて手握り合ってきたミニョウォン想像したら泣けてきた。ケミとして出来すぎやろ。

 

(ファイナル) 

『少年美 / サブボーカル3』

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別室インタビューで「最後なのでワイルドな僕を見せようかと」と語りTo My Worldのサブボーカル3を希望するがすぐに移動。放送後国プに「ミニョガㅋㅋㅋあんたに似合うのはどう考えてもソニョンミよㅋㅋㅋㅋ」「チャジュノ氏移動させてくれてありがとうㅋㅋㅋ」Twitterで言われ放題。本人もダメージは受けていないのかヒョンウォンとウォノの肩組みながら「サムサオ〜(345)」変な歌を歌ってる。(てかリアルに当てはめるとメインボーカル:ユビン サブボーカル:ウソク にミニョクヒョンウォンウォノ続くのすごくね?)

『Dream for you』では水色のスーツ(ドンピョ着用)でラスサビをヒョンウォンと見つめ合いながら歌う。エンディング妖精に選ばれ泣いてる顔が抜かれる。

10位くらいで呼ばれなかったら多分もう無理だなと思っているので10位でキヒョンが呼ばれてからはずっと笑顔で呼ばれた子達にいち早く抱きついてあげる良い子。しかし5位でヒョンウォンが呼ばれた時は泣きすぎて蹲ってしまい周りの子たちに支えられながらハグする(S1のドデン、S2のオンニエル、日プの鶴房と木全を参照)ヒョンウォンが入ったのでもうプデュ終了みたいな顔してたら4位で呼ばれちゃうのでまた泣いちゃう。S2の椅子の置き方だったらミニョウォンめでたく隣。ここまできたらユンジソンみたいなものなので「できることは上手くやって、できないことは一生懸命やるミニョクになります」って挨拶する。

 

  

 

 

チェ・ヒョンウォン(MMO)22歳

 

モデル活動やk.willのMVに出たりしていたのでチョイ有名で練習生に「ワァ〜」って言われる。キラキラ〜編集されがち。モデル活動一本に絞ることに事務所と話し合っていたところでミニョクに一緒に出て欲しいとプデュ出演を持ちかけられる。半ばミニョクのために出演を決めるが、番組が進むにつれて二人でデビューしたい気持ちが強くなる(同事務所の仲間たちは早々に脱落してしまうので…)28位に着席。

 

(クラス分け評価) 

GOT7『Hard Carry』歌はイマイチだけどダンスは悪くないのでCクラス。ここでウォノと仲良くなる。再評価テストでフリを間違えるが澄ました顔で踊り続けるので先生たちに「メンタルㅋㅋㅋㅋ」「チョアㅋㅋㅋㅋ」と笑われクラス維持。このあたりからよくわからないイケメンとしてキャラが固まり始める。

 

(グループ評価) 

EXO『Love Shot』

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こちらもクムベンジャーズ。ソンジュンくんポジション。Cクラスから続いてウォノと仲良くするシーンが何度か映っていてケミが出来つつある。顔が良すぎてチッケムが地味に伸びた。てかウソクウォノヒョンウォンのラブシャは顔ラン高すぎるな…。グループ評価後の順位は21位。

 

(ポジション評価) 

ダンスポジション『Finesse』

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ヒョンウォンさん初回から顔の良さと鬼ヤバスタイルとたまに垣間見る変なキャラで生き残ってきたけど、ここにきて人の良さが爆発して欲しい。シフンとハムのちょっとした衝突を早急に仲介してハンギョルから受けた目立てない相談を上手い言葉運びで皆に伝えてグループのわだかまり全部消して欲しい。顔とスタイルが良いので舞台映えはいつもしてる。グループ内3位。ポジション評価後の順位は15位。

 

(コンセプト評価) 

『U GOT IT』

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ヒョンウォノも光州もミニョウォンも熱いヒョンウォンにとってケミの時期(なにそれ)ウォノを支える姿とミニョクと馬鹿やってる姿に加えここで遅咲きの光州兄弟が花開く。別室インタビューで「実はチャンギュニと僕が同郷で中学校も一緒だったらしいです。ここまでほとんど接点がなかったので知りませんでした」と語られ、ヒョンウォンがチャンギュンの肩に腕を回す場面が多いとケミのニオイが漂い始める。極め付けは練習生CAM企画でチャンギュンがヒョンウォンの寝顔を30秒撮り続けたこと。改善はしたものの人見知りで練習生との絡む場面が少なかったチャンギュンだったのでチャンギュンペン側から一気にケミとして広まった。本題に戻ると、チーム編成投票で「あの顔はチームに必要です」の理由で4位で残留したヒョンウォン。コンセプトに合わせて黒髪に染めたことで一気に人気が爆発する。チッケムの再生回数が今までの比じゃないし、会場に入った人のレポが大体ヒョンウォンやばいだし、グループ内ぶっちぎりの1位(カンダニエルじゃん)ミニョウォンが同じタイミングでぶっちぎりの1位とるのやっぱ運命じゃん…。コンセプト評価後の順位は7位。ミニョクが先に呼ばれたから安心して気が抜けて、初めてのデビュー圏内なのにコメントグダるのヒョンウォンって感じで面白い。

 

(ファイナル) 

『少年美 / サブボーカル4』

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「多分国民プロデューサーの皆様はヒョンウォンはこっちーって言ってると思います」別室インタビューの映像の後に迷いなくソニョンミサブボーカル2を希望するので「よくわかってんじゃんヒョンウォン」ってなる国プ。まぁサブボーカル4になるんですけど。

『Dream for you』では薄紫のスーツ(スンウ着用)です。ミニョク同様エンディング妖精で抜かれ、ミニョクが号泣してるの見て思わず笑っちゃう顔が放送されます。

6位くらいまでに呼ばれなかったら望みないなのスタンスだけど、どこかでミニョクが呼ばれないなら俺も呼ばれなくていいやって思ってる。5位で呼ばれ最初に飛びついてきたのはウォノ。ヒョンウォンが選ばれたのが嬉しくて号泣してるミニョクに泣きそうになりながらマイクを持ちコメントの最後に「ミニョガ」って、会場の全員がコマウォかサランへ言うんだろうなって思ってたら「先に上で待ってる」というバカエモヤバプデュ名言残してくるチェ。俺が選ばれたからお前も選ばれるよみたいなスタンスのチェ。そんで本当に階段上がってきたミニョクと抱きしめ合って「サランへ」って言うんやろ?ヤバ。一生一緒にいてくれや。

 

  

 

 

ユギヒョン(個人練習生)22歳

 

ギター片手に路上ライブに励んでいた歌ウマ無所属練習生。一度だけ歌ウマ一般人の中で歌唱王を決める番組に出た。ソクフン先生が「歌上手い子だ」って気づいてくれる。歌は上手いけどダンスができなくて、でもデビューに賭ける思いは人一倍強いので必死に練習する…それキムジェファンやん。個人練習生は全部で8人。55位に着席。

 

(クラス分け評価) 

東方神起『Rising Sun』キムジェファンなので先生に一曲リクエストされてギターで自作曲弾き語りしてBクラス。しかしキムジェファンなのでダンスについていけず泣きながら練習し努力を評価されBを維持。

 

(グループ評価) 

SEVENTEEN『박수(Clap)』

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メインボーカルなのでヒョプ同様えげつねー高音繰り出して控え室盛り上がる。なんかハムと対立しそう。知らんけど。腕相撲企画でミニョクと対戦した様子が男子高校生みたいで、プデュ中のトムジェリケミがここだったら面白い。デビューしてからはキヒョンとヒョンウォンがトムジェリになるけど。グループ評価後の順位は45位。

 

(ポジション評価) 

ボーカルポジション『twit』

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曲選ぶ前にマイクで「やりたい曲があるのですが、恐らくミニョギが既にいると思うので諦めます」って言ってから曲選んで案の定ノルマンナ選んでたミニョクとギャーギャーする。キヒョンはキムジェファンでもありヒョプでもあるのでこぶしのある圧倒的歌唱力で先生に褒められます。短かった前髪が伸びストイックキヒョンくんはダイエットもして顔もシュッとしたのでキヒョンかっこいいな…⁈となりグループ内1位。ポジション評価後の順位は29位。

 

(コンセプト評価) 

『Monday to Sunday』

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メインボーカル(もうヒョプじゃん)MOVEから放出されSSGでは「キヒョンは明るく笑うコンセプトではない気がする」との理由で選ばれず結局MTSへ。レコーディングで作曲家も顔負けの歌唱力見せつけて、ダンスも上達したので先生にたくさん褒められるし、あんなに出来ないってBクラスでもがいていたキヒョンがミンギュやトニーに教えてる姿も放送されてペンは母親目線で感動してる。本番で5段階高音披露した後にミニョクが立ち上がって騒いでる姿とヒョンウォンが嬉しそうに笑っている顔が差し込まれ、あれこの3人確かに同い年だけどヒョンウォンとキヒョンの絡みあった…?みたいになり、もしかしてミニョク繋がりで絡んだのかな?と様々な憶測が広まる。グループ内2位の結果を残し、コンセプト評価後の順位は13位。7位で上がってきたヒョンウォンと12位だった隣のミニョクと3人で何かを話す様子が放送され、やっぱり仲良いの⁈って困惑する国プ。

 

(ファイナル) 

『To My World / メインボーカル』

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最初からメボ希望するけど誰も動かす勇気はない(キムジェファンじゃん)最終回でバチクソかっこいい髪型で挑んでくる。メインボーカルキヒョンとサブボーカルショヌってほぼモネクじゃん。

『Dream for you』ではよくわかんない色のスーツ(チャチャ着用)でハンスンウのパートをきっちり歌い上げる。

最終順位10位。最初に呼ばれて心の準備できてなくてキョロキョロしてたら真っ先に目が合ったヒョンウォンになぜか爆笑されながら指さされて、そこでようやくダバーって泣く。泣きながら花道を歩いているときに代表が「素晴らしいメインボーカルの誕生です。これからはもう、1人ではありません」って言う。ドンウク代表良いこと言うわ…(代表はドンウクだったのね)「ギター片手に夜の街で歌っていた僕が、こんなにも多くのライトを浴びていることが不思議でそしてとても幸せです」これめっちゃキヒョン言いそう、知らんけど。個人練習生が入るの胸アツだよね〜解散後はミニョウォンと同じ事務所に入ってくれたら幸せ(私が)

 

  

 

 

イ・ジュホン(YG)20歳

 

16歳の時に一度デビューしたが2年ほどで解散を余儀なくされる。同じグループだったヒョンと2人で参加。既デビュー組であり見た目の厳つさも相まって、登場した瞬間に全員総立ち。ミニョクが小声で「オーラで負けた」って言う。超低音でアニョハセヨ言いながらヒョン置いてけぼりで階段登って行って1位に挑戦。腕相撲で秒殺し1位に着席。

 

(クラス分け評価) 

「自分にはアイドルが向いてないのかと思った。でも2年経ってもステージに立ちたい気持ちが変わらなかった」と語った後に自分のグループの曲を披露。チーター先生もノリノリのラップスキルを見せつけAクラス。再評価でもAを維持。

 

(グループ評価) 

BTS『No More Dream』

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ドンピョに「即戦力として欲しかったけど上手くやっていけなさそうで…」とビビられて選ばれないタイプ。リーダーでセンター。経験ない子たちを厳しく優しく引っ張っていく姿が好感を呼ぶ。全体の1位に輝き見事ベネフィット獲得。以前からのペンの力も強くグループ評価後の順位は15位。

 

(ポジション評価) 

ボーカルXダンスポジション『거북선(Turtl Ship)』

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迷わずXポジションを選択。ここは有名なジニョクさんルートなのでたくさん苦労するし壁にぶち当たるとき。グループ内1位そしてXポジション1位でベネフィット再び獲得。ポジション評価後の順位は3位。

 

(コンセプト評価) 

『MOVE』

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メインラッパー。ベネフィットを連続で獲得したからかデビューさせたいグループのコンセプトに合わないのか、悪編の餌食になってしまう。キム・ヒョンビンとメインラッパーを巡って平等に対決した末にヒョンビンが選ばれたが、レコーディングで作曲家に「ジュホニの方が合っている気がする」と言われた後に皆でもう一度話し合う事を勧められ、そこでジュホンがラップに向ける想いを語る姿が高圧的に見える編集となっていた。結果メインラッパーはジュホンに変更になり、練習に力が入らないヒョンビンを心配するメンバーとほっとけよという態度のジュホン、といった故意的に悪く見せる編集は終始続いていく。「自分が目立てればそれでいいのか」という批判と「いつもの悪編だ(そうです)デビューした時からずっとジュホニは優しい」といった擁護が対立しまくる。悪編が影響したのかわからないがグループ内4位。コンセプト評価後の順位は9位まで落ちてしまう。順位発表式で涙を流してコメントする姿が超赤ちゃんで(パフォーマンスしないので前髪おろしてるし)ステージとのギャップに新たなペンの獲得に成功。諦めるな!

 

(ファイナル) 

『To My World / ラッパー1』

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皆、でしょうね、の選択。こちらも誰も動かす勇気はない。プデュあるあるなんですけど、ファイナルになって急に皆上手くなるみたいなアレ。ジュホンも神がかったラップゴリゴリに披露して国プがやっぱりこの人必要だ!ってなるやつ。悪編なんかに負けないぞ。

『Dream for you』ではグレーのスーツ(ナムド着用)です。スタンバイの時に観客席に同じグループだったメンバーが来てて自分のスローガン持ってるのを見つけて歌う前から泣いちゃうジュホン。チャンギュンに控えめに背中摩ってもらってるのが後日Twitterで流れてくる。

最終順位9位で呼ばれた時に練習生席にいる一緒に出演したヒョンと観客席の仲間たちが泣いてるのが映し出され、昔からのペンたちもつられて泣く。花道を歩く途中で同じグループだったメンバーたちからスローガン(しかも昔のスローガンなのでもっとエモい)を受け取り、胸に抱えながら噛み締めて歩くジュホン〜泣〜く〜。「もう二度と夢を見ることも叶えることもできないと思っていましたが、またこうしてステージに立つことができて本当に嬉しいです」って言うんやな、知ってるよ、知らんけど。

 

  

 

 

イム・チャンギュン(BRANDNEW MUSIC)17歳

 

6人で参加。事務所内ではマンネ。勉強よりもラップをしたいの気持ちで高校を中退しタイミング良く行われたプデュに参加。初回から最後まで分量は多いわけではないけれど、若さとオーラで終始順位は良い。62位に着席。

 

(クラス分け評価) 

ブレンニューなので自作曲を披露。他のヒョンたちがDやCの中マンネだけBクラス。「なんだか申し訳ないです…」と別室インタビューで語る。課題曲のダンスに苦戦するが人見知りすぎて周りに頼ることもできず再評価でDまで落ちてしまう。』

 

(グループ評価) 

BNU’EST W『Dejavu』

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実力者があまりいないグループで苦戦するタイプ。しかし本番ではスタイリングが優勝し(だってチャンギュンニュイ系のコンセプト絶対似合うじゃん)ぶっちぎりの票数を獲得してグループに勝利をもたらす。グループ評価後の順位は11位。

 

(ポジション評価) 

ラップポジション『말해(Yes or No)』

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スンヨンとセンター争いして見事多数決で選ばれる。しかしレッスンの時から先生に「スンヨニもいいね〜」と言われてセンターを守り抜くために必死に練習するチャンギュンと、ボーカル志望だった2人の面倒もしっかり見てあげるお兄ちゃんスンヨンという図で放送されてしまい、スンヨンガチペンとよくいる「顔だけじゃない?」的なアンチによって不穏な空気が流れ始める。僅差でチャンギュンがグループ内1位になるが、この結果顕著にアンチが出現し始める。ポジション評価後の順位は17位。

 

(コンセプト評価) 

『U GOT IT』

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光州兄弟人気と大得意コンセプトで調子良いです。別室インタビューで「ヒョンウォニヒョンは…別に…普通のヒョンです」ってそっけない姿を見せるけどそのツンデレ感が可愛いと人気でちゃう。チーム編成投票ではギリギリで残留したけどラップの腕前も上がってきたので、先生にたくさん褒められる。このあたりでコンセプトに合わせて眉ピ開けてほしい。暗いグレーみたいな髪に染めたので更にヒョンウォンとの兄弟感が増してケミ支持者がせっせと応援する。人気メンが揃っていたのでグループ内では4位だけど、コンセプト評価後の順位は10位まで持ち直す。コメントで代表に一番お世話になったヒョンは誰でしたか?と問われ「ユガリでたくさん助けてくれた…ヒョンウォニヒョンです」と素直に答えてヒョンウォンが変なダンス踊って喜ぶシーンが放送される。このあたりからようやく角が取れて丸くなってくる(遅いな)

 

(ファイナル) 

『少年美 / ラッパー1』

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最初からソニョンミを選んだので皆意外〜って言う。別室インタビューで「僕もまだ17歳なので…」って照れ笑いしてる(可愛い)ソニョンミのラップまじで良い、特にラスサビ前の盛り上がりが。

『Dream for you』では紫のスーツ(ウソク着用)チャンギュンもあまり泣かなそう…なので、観客席の自分のスローガン持ってるペンに泣かないでって口パクしてるのが後日Twitterでまわってきてヌナキラーと呼ばれる。あとバラードのラップのときはマイク持ってない手はどうしたらいいかわかんなくてモジモジしてそう。それをデビュー後もずっとペンに弄られてそう。

そしてチャンギュンこそがX(11位)の練習生。ショヌさんが13位で呼ばれて会場がもう葬式みたいな雰囲気の中自分の名前が呼ばれてしまい、絶望的な顔で立ち竦むしかない。ショヌさんが最初に頭撫でてくれてそれから他の子達も駆け寄ってきてくれるけど、どうしたらいいのかわからんみたいな。死にそうになりながら渡ったステージの先で最初に発した言葉が「ごめんなさい…」なの人類みな死んでしまうやろ。そりゃあ最後の挑戦のショヌさんを差し置いて17歳の自分が選ばれちゃうの複雑だよな。階段の下の方で選ばれた子たちがチャンギュンを抱きしめてるときも、2位の席から動けず泣き続けるウォノさんの肩に手を添えてるのはヒョンウォン。そんなウォノを知ってるからウォノと仲良くなるのが一番時間かかったんだね…(理由は違えど事実)マンネ〜おめでと〜。

 

 

 

 

モネクがプデュ出てたらわたしの11pickこうだった気がする…

 

1位 ヒョンウォン

2位 キムウソク

3位 イジニョク

4位 ショヌ

5位 ハンスンウ

6位 チェビョンチャン

7位 ミニョク

8位 ウォノ

9位 クジョンモ

10位 キムシフン

11位 ユンジョンファン

 

(いや、モネク全員入らないんかーい)

 

あとSEVENTEENでも考えたい。13人いる時点で少なくとも2人は絶対デビューできないの決まってて死ぬけど。

 

 

 

 

おしまい

 

 

 

天使がくれたゆりかご

 

 

ゆりかごにサヨナラを あとがき

 

 

 

この物語は全てフィクションです。

 

過去に様々な文章や物語を書いてきた中でここまでしっかりと完結させることは初めてで、

だからこそ私にとっても思い入れのある作品になりました。

 

そしてその完結するまでの過程に、読んで下さり感想をくださり共に終わりまでを辿ってくださった皆様、

本当にありがとうございました。

それから、たくさん泣かせてしまってごめんなさい。

 

あなたの好きな彼がたとえ嘘の話だとしても、

可哀想な状況に陥れられていることに苦しくなったり怒りを感じた方もいらっしゃるでしょう。

全部承知の上でありがとうございます。

 

推しには永遠に幸せでいてくれないと嫌なのに、可哀想で儚い受けもちょっと好き、

というかなり矛盾した考えゆえに出来上がったこの話を、

どういう感情の末であれたくさん愛してもらえて嬉しい限りです。

 

Twitterの投票で『ゆりかごにサヨナラは、あなたにとってハッピーエンドまたはバッドエンドどちらですか』

という質問をさせて頂きました。

結果はハッピーエンドの方が多かったのですが、

その他に『辛すぎて最後まで読めない』という項目を設定したところ、そういう方も多数いて…わかります、

書き手だから平気だけれど読み手だったら途中で病んで諦めてたと思う。

それから考察もたくさん聞かせていただいて…楽しかったです。

 

で、本題。

 

どうしてそんな質問をしたのかと。

私の中でたくさん伏線を張りまくった話であり、

全部回収できたかも定かではないくらい色々考えながら書いてました。

ここであとがきとして、私なりの解説を入れながら、

私なりのハッピーエンドかバッドエンドかの解釈を綴りたいと思います。

マシュマロのお返事もここでさせて頂きますね。

 

長くなりますが、お付き合い頂けたら幸いです。

ま!誰も見ないか!はっはっはっ

 

 

私の解説の前に、まずは皆様からのマシュマロを。一部を抜粋して載せたいと思います。

(これを読んで載せるなよテメーと思った方はマシュマロで申し出てください、すぐに削除しますので…)

  

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[ ゆりかごにサヨナラを更新されてすぐに読みました…めちゃくちゃ泣きました…ひょんうぉんくん幸せになって…ってずっと思いながら読みました… 。さんのお話大好きです…とても好きです ]

 

→ や〜本当に、ヒョンウォンくんに幸せになって欲しいが総意ですよね…。拙い文章ですがお読み頂いている上に 好きと言って頂いてありがとうございます!励みになります( ;  ; )

 

 

[ 🐢くんほんとに幸せに過ごして欲しい、🐢くんが幸せな世界で生きて欲しい…そして最後のチューリップでまた泣きました。 そしてこれはとてもどうでもいい事なのですが、読みながら涙流してて、読み終わったあとに一旦落ち着こうと思ってTL見たんです。そしたらユニクロのマタニティウェアの広告が流れてきてまたぶわっと涙が込み上げてきました…こんな時だけ仕事する広告…しんどかったです… ]

 

→ チューリップのおかげで少し話が膨らんだ…感謝。確かにとてもどうでもいいことかもしれませんが、ユニクロはプロポーションが天才のヒョンウォンくんに絶対似合うし、ユニクロパジャマのモデルをする妄想がはかどりました…感謝です。

 

[ ひっそりと読ませて頂いている鍵垢です…ゆりかごにサヨナラ、とっても面白くて切なくて最高でした…!!素晴らしい作品をありがとうございました…!!😭😭🙏 ]

 

→ ひっそりと…ありがたいでございます。まだまだ破茶滅茶な文章なのでもっと素晴らしいものを書けるように頑張ります〜( ;  ; )

 

[ 本当に涙が流れました。 胸がいっぱいで、、、何一つ素敵な言葉が出てきませんがほんとに悲しくて切なくて素敵な話でした。。。うわあぁぁこれ韓国アイドルのrpsのはずなのに、、、なんでこんな泣かなきゃいけないの。。。腐女子の涙どこに需要あんだよぉ。。。 ]

 

→ な、泣いてくれたんですか〜( ;  ; )確かに素人の文に涙を流すって冷静になるとちょっと不思議な感じですが、その涙私は嬉しいです!需要ありますよ!ここに!

 

[ 何度も何度も苦悩し、生まれてしまったら他人の子になるのに、それでも自分を犠牲にすることに躊躇なく、お腹の中にいる子のためだけに決断していく姿に、何度も泣かされました。 苦悩する時間が長かった分、メンバーや夫婦や看護士さんに話した言葉以上に、深い意味が込められてたんだなと、また心がやられました。シウくん… 猫、だったんですね… いつか、シウくんが人間に化けてくれたらいいなぁなんて思いました。 ]

 

→ 自分のことは全部後回しでしたね…。口数があまり多くはない彼だからこそ口に出してくれたわずかな言葉がとても大切なのです。なるほど…!シウが人間に…ちょっと良いアイデアを頂いてしまったのでどこかで使わせて頂くかもです!

 

[ 来世でもゆりかごを覚えていたいとマシュマロを投げた者です。 ハッピーエンドかバッドエンドかで言えば、わたしはバッドエンドだと思います。白猫にシウと名前を付けていた時点で、ヒョンウォンは子供への思いを断ち切れていないのではと思いました。ヒョンウォン自身は断ち切れていると思っていても、心の底ではきっとまだショヌさんとの子供を望んでいるのでは…と。しかし、ゆりかごのヒョンウォンはとっても良い人で強い人なのでその気持ちに一生蓋をして気付こうとせず生きていくのだろうなとも思いました。「ゆりかごにサヨナラを」を読めたことがわたしの人生の誇りになるんじゃないかと考えるくらい、このお話が大好きです!本当に来世でも覚えてます。なんとしてでも覚えてます! ]

 

→ 二度目のマシュマロありがとうございます!なるほどなるほど〜(^_^)こういう考察すごい嬉しいです…私の答えは解説でお伝えしますね。私もこのお話、来世でも忘れないでいたいなぁ…。

 

[ ヒョンウォンの本意ではなかったとはいえ、ショヌさんに想いを知ってもらえて良かった…。ショヌさんが手に入らないのなら、この形が一番のハッピーエンドかなと私は思います。ガンウの初恋の人がヒョンウォンになればいいなと思ってしまいます。 親子の年齢差だけど…愛とヒョンウォンの美しさがあれば年の差なんて…! まるさんの頭にまだ残っているエピソードがあれば、いつか書き起こしてくれると嬉しいです!ゆりかごロスになってしまいそうです…! ]

 

→ うわ〜!純粋に好きになったから年の差も気にせずにアタックするガンウくんだけど、その恋の相手は実は自分の産みの親でしかも自分の父親に片思い…?あらあらどんな昼ドラよりもしっちゃかめっちゃかですわ〜(^_^)ゆりかごロス…今話題の3Aロスに対抗できますかね(できません)

 

[ 私事ですが、私はキヒョンペンです(勿論、みんな大好きですが)。でも自分の推しが憎くなるくらい引き込まれました。ヒョンウォンに肩入れするあまり、キヒョンがいなかったら上手くいったのかなとか、そんなことを思うくらい切なかったです。推しを推しと忘れるくらい、ヒョンウォンが、そしてこのお話が最後の最後まで優しくて綺麗で儚くて、どうしようもないくらいしんどかったです。私は。さんにこのお話を最後まで書いてくださったこと、そしてこのお話に出会えたことを心から感謝しています。]

 

→ 自分の推しが憎くなる…私もしかしてすごいものを書いてしまったのでは…。私も素敵なマシュマロをくださったあなたに出会えてことに心から感謝しますね!これからもキヒョンくんを大切に愛でてください〜私の推しヒョンウォン氏もお願いします〜(誰ポジ)

 

[ ゆりかごも泣きながら全部読みました、しかし如何せんモンペなので…3番目で………すみません…🐢くん幸せになって… ]

 

→ 私もモンペですよ!一緒です!( ;  ; )多分半年後にはこんなに悲しい物語を書きやがった自分を憎むと思います!

 

[ ヒョンウォンくんが辛すぎて泣いてしまいました。ヒョンウォンくんの気持ちを知らないショヌさんキヒョンくんが無意識に傷つけてしまっているのが辛くて辛くて。 笑顔で見送れる最後を期待してしまっています。 ]

 

→ 無意識が一番悲しいですね…三人とも底抜けに優しい人ですから…なんだこの優しい世界…日本もこうなれば良いのに…( ;  ; )

 

[ 間違えてバットエンドに入れてしまいました…ハッピーがいいです😭 みんな幸せになって… ]

 

→ 全員で幸せになれるお話だけをこれからは書いていきたい(真顔)

 

[ まるさんのゆりかごもう一度読みたいです。待っています😭😭 ]

 

→ お待たせしました!今日から解禁ですよ!!死ぬほど読んでください!!!

 

[ まるさんの小説が癒しになってる人間が ここにいます!!!! あんなに繊細で優しくて、儚くて尊いひょんうぉんを描けるのはまるさんだけです!!!!!! まるさんが居なくなってしまったら、 私はどこで、世界一美味しいひょんうぉんを補給したらいいのか分かりません。まるさん、書き手辞めないで… 頑張ってください、まるさん! 負けないでください、まるさん!!]

 

→ 松岡修造からマシュマロが投げ込まれたのかと思いました!!アツい!!おかげで戻って来れました!!君は僕の太陽だ!!!!スマーーーーッシュ!!!(ボカボカボカ←打つ音)

 

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長くなってしまいましたが、たくさんたくさんありがとうございました!さてここからは解説に移ります。激長なので一旦トイレ休憩でも取ってください…。

 

 

最初に今回の肝となった特殊設定についてまとめます。これは私が独自に考えたものでありますので、オメガバースケーキバースのような名前はないです…どなたかつけてください。

 

・生まれてすぐに薬を投与すると生殖機能を持つことができる(一部の男性、現在は20%の人のみ)

・出産は五年に一度のみ

代理出産をする場合は、依頼者二人とドナー者の型が全員一致しなければならない(型はABCの三つ)

代理出産の依頼者の適用遺伝子は30歳まで(ドナー者に制限はない、詳しいことは研究中)

・遺伝子投与が始めてから出産までは約6〜7ヶ月

・遺伝子を殺す薬とは、ドナー者の遺伝子を胎児が取り込まないようにするためのもの。高価で副作用が強いため使用例は少ない

 

 

 

 

 

 

  

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解説は以上となります。

 

まぁあんまり自分でも伏線を回収しきれたのかよくわかってないくらい長くなってしまったので…

ひとまず!ここまで読んでくださってありがとうございます!

 

ここからはわたしの解釈が含まれてしまうため、自分の考えたハッピーエンドまたはバッドエンドを信じたい!

という方は絶対に先に進まないでください。

あくまでも、これは書いてきたわたしの一個人の解釈です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一言で言いますと、わたしはハッピーエンドだと思います。

 

しかしこれはあくまでも、この状況下の最善の終わり方、といったところでしょうか。

 

ヒョンウォンくんはショヌさんをとても好きでいて、

でもその好きは「自分と」幸せになって欲しい、ではなく「彼が」幸せになって欲しい、といった部類のものです。

だから、ヒョンウォンくんは最初から自分の幸せよりも、

二人の間に元々存在していた幸せを永遠にすることを選んだのです。

 

ヒョンウォンくんが望むことがショヌさんの幸せならば、

ショヌさんが愛するキヒョンくんとガンウくんと暮らしていくこの結末がハッピーエンドだと思います。

 

でも、わたしやっぱりモンペですし推しが受けが幸せじゃないと嫌ですし、

二人だけが幸せになるのやっぱりズルくない?と思ってヒョンウォンくんが本心を打ち明ける流れにしました。

これからも三人は永遠にヒョンウォンくんを大切にするだろうし、

ヒョンウォンくんもこの家族の幸せを永遠に願うだろうし、これが良い終わり方かなぁ、と。

 

なんとなく考えていたこの先の未来は、

ガンウくんの20歳の誕生日にショヌさんとキヒョンさんは真実を打ち明ける感じかな。

でもガンウくんはショックなんて受けなくて、

逆に「じゃあ俺が父さんの代わりにヒョンウォニヒョンを幸せにしてやる!」って噛みつきそう。

 

ま、そのへんのお話はTwitterで気が向いた時に呟くかも。

 

 

これにて完結。

長くなりましたが、本当にありがとうございました。

 

これからもヒョンウォンくんを右に配置してくださる方が増えることを祈っています。

 

 

 

 

 

 

안녕 

 

 

 

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ゆりかごにサヨナラを(下)解説

 

 

ゆりかごにサヨナラを(下)

 

 

頁1

 

誰もいない病室で今だけは母親になれているはずなのに、傍らに佇む黄色のチューリップがまるで見張るように存在している気がして、気づいたら床には無惨な姿のチューリップと赤い血が混じり合っていた。

 

→ふらついて手が当たってしまったわけではなく、衝動的に花瓶を割ってしまったのです。望みのない恋を意味する花が傍に存在するのは確かに耐えられないでしょう…。

 

 

 

頁2

 

「…俺みたいにならないでね」

この魔法が成功したら、俺のようではなくキヒョナのような人になって、本当に愛する人と自分のために魔法を使うんだ。そして、本当の幸せを手に入れるんだ。

 

→この言葉からヒョンウォンくんが永遠に自分の幸せを諦めていることがわかります。

 

「シウ…君のママになりたかった」

 

→ヒョンウォンくんはお腹の中にいるときだけはシウと名付け自分の子供のように育てようと密かに決めていた故に、お腹の中から出てきたこの時には一度も自分をママだと名乗ってないのです。「なりたかった」という言い方をあえてしている…( ;  ; )

 

俺のことは忘れて。いや、忘れないで。どこかで覚えていて、思い出して。君を産んだゆりかごのことを。

 

→覚えていないだろうけれど、どこかの片隅で自分の存在を知っていてほしい葛藤。ここからはこの子のママはキヒョンくんなので、自分のことは赤ちゃんが眠る場所であるゆりかごとしています。ヒョンウォンくんはこの赤ちゃんがずっと眠っていた場所なので…タイトルはここから来ています。

 

 

 

頁3

 

赤いチューリップの花は三人で暮らす部屋の真ん中に飾った。枯れた時が悲しいな、とこぼしたら「そしたら何回でも買ってくるよ」と照れた表情で言ってくれたショヌヒョンと新しい家族と、これからはもっと幸せになれると思っていた。

 

→ちなみに二人ともチューリップの花言葉をまだ知りません。ヒョンウォンくんも言うつもりはありません。

 

 

 

頁4

 

「お前の未来を奪ってまで、子供が欲しかったわけじゃない!」

 

→総意ですね。(上)でも書いた通りキヒョンくんとショヌさんの(ある意味)思いのすれ違いから始まった代理出産。二人が本当に大切に思っていたのは、Monsta Xとして七人が一緒にいて、さらにその中で自分を愛してくれる人がいる世界であって、実際は子供よりもヒョンウォンくんの方が大切だったのかもしれません。

 

初めてだった。ショヌヒョンがキヒョンより俺を優先してくれたのは。それなのに、行ってくださいと、自分から離れようとするなんて。

 

→これもすごい切ない。今までショヌさんは当たり前ですが恋人であるキヒョンくんを優先し続けていました(これまでのストーリーでもそのような場面がある)キヒョンくんを追いかけるよりもヒョンウォンくんを独りにできないと、初めて自分を優先して自分を見てくれた瞬間なのに、もう嬉しいとも思えない状態です。逆にこれ以上好きにさせないでくれ、という心情。

 

 

頁5

 

「あれ、ヒョンウォナの編集してないの?」

「こいつ昨日渡してきたから編集できなかったんだよ~だから仕方なしにノーカットでお届けします」

 

『…最後に捨てようと思って、全部』

 

→ここからのビデオメッセージ。看護師さんはヒョンウォンくんにまだ録画しないでくれ、と言われスイッチを切ろうかと思いましたが、「捨てようと思って」という言葉に勘付いてそのままビデオを回しました。看護師さんだけは薄々気づいていたのですねぇ、ヒョンウォンくんが何かを抱えていたことを。チューリップを血に染めたのもわざとだと気づいています。この方、ある意味めちゃくちゃキーパーソン…ありがとうございます。

 

『好きになって、嫌いになれなくて、ごめんなさい…』

 

→諦めきれなくて、じゃなくて、嫌いになれなくて、と言ったのは自然に消えていくほどヤワな思いじゃないと理解しているからです。それに、自分がショヌさんのことを好きにならなければ二人が罪悪感を抱えることもなく生きていけたのに…というどこまでも優しいというより愛の強い人ですね。愛する人にはとにかく幸せに生きて欲しい思いが強いヒョンウォンくんです。

 

『キヒョナ、結婚おめでとう。……あの子の母親は、この世界でお前だけだ』

 

→「あの子の母親は君だ」と改めてしっかり告げたのは、キヒョンくんの心のどこかで産んでもいない自分が本当に母親と名乗っていいのかという戸惑いを消してあげたかったから。ヒョンウォンくんはキヒョンくんのこともしっかり見ていたのです。

 

 

 

頁6

 

「ショヌヒョンが選んだのがキヒョナだったから」

 

→メンバーそれぞれに対して接し方はもちろん違うわけで、その中でキヒョンくんに対するショヌさんはずっと優しくてあったかくて、それがヒョンウォンくんの好きなショヌさんの姿でした。つまりショヌさんとキヒョンくんが永遠に変わらず共に生きていくのならば、ヒョンウォンくんもきっと永遠にそのショヌさんが好きなのです。

 

あの病室で、どのベビー服がいいか大量のカタログを渡し「産まれるまでに決めておいてくれ」と言ったことを思い出す。なんでもいい、と言い続けていたのにいつの間に…。ヒョンウォナがたった一人ベビー用品店で俺とキヒョナの子供のために、服を選ぶ姿を想像する。一体どんな思いでこれを選んだのだろう。

 

→ここでも伏線回収です。あんなになんでもいいと言っていたのに、律儀に買ってくるヒョンウォンくん( ;  ; )本当は自分の子供に買ってあげたかったことでしょう。そんな思いを皆はもう汲み取ることができるので、二人は一生このベビー服を捨てずにとっておきます。

  

 

頁7

 

「あなたの思いは捨てるものじゃない。誰にも知られずに死んでいっていいものじゃない。あなたが彼にかけた想いも、あの子に注いだ想いも全て立派な愛情よ」

 

→これはあのビデオレターの際に捨てようとしたヒョンウォンくんが「悪」だと思い込んでいた自分の恋心を、大切な感情だと正してくれた言葉です。

 

 

 

頁8

 

一人の少年が少しばかり急な勾配を必死に駆け上がる。背中にはボロボロのランドセルがひっついていて、その肩側に緑色の亀のマスコットが走る度にブラブラと揺れている。坂の先にはこじんまりとしたコテージのような家が待っている。〜

 

→これは約10年後のお話です。大きくなった二人の子供ガンウくんは、両親があまりにヒョンウォンくんを気遣うことの影響もあってかヒョンウォンくんにとても懐きます。放課後は毎日のように都心から少し離れたヒョンウォンくんの家に遊びに行きます。

 

「…ランドセル、変えたら?ボロボロじゃん」

「やだよ!ヒョンウォニヒョンがくれたものだもん!」

 

「もしかして…あのサッカーボールも…」

「穴空いて空気なくなったから部屋に飾ってる!」

「…ガラクタじゃん」

「だって最初にヒョンがくれた物だもん」

 

→ 頁7でヒョンウォンくんがあげたいなぁと思っていたもの、両方ともしっかりとプレゼントすることができたみたいですね。しかし最初にあげたプレゼントはあのベビー服だということをガンウくんは知りませんし、ヒョンウォンくんも言うつもりはありません。(ガンウくんは自分のアルバムを見て、このベビー服俺好きだったのかなぁ、程度の認識)

 

ヒョンウォンが一つだけ選んだものは、形の歪な唯一の赤色で折られたチューリップだった。

 

→ 伏線回収〜!これケッコーわたし的にはグッときます。本物でもないし、なんなら失敗作だし、それでもヒョンウォンくんにとっては唯一の真実の愛を、10年越しにようやく手に入れることができたのですから。

 

そんな二人を見守るように、シウと名付けられた一匹の猫は、白いゆりかごの中で静かに眠っている。

 

→ これ途中で「え、ヒョンウォン子供産めたの…?!」となった方もいらっしゃったりします?(それが狙いだったりする)そんな奇跡は起きないのですが…シウと名付けられた猫はとてもよくヒョンウォンくんに懐きます。最後にもう一度、ゆりかごが出てきますね。ヒョンウォンくんとガンウくんとそれからゆりかごの中で眠るシウと、10年かかってしまいましたが、この三人が共に存在する空間はとても幸せで溢れているはずです。

 

 

 

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ゆりかごにサヨナラを(上)解説

 

 

ゆりかごにサヨナラを(上)

 

 

頁1

 

事務所での打ち合わせが終わり、作業室にこもるメンバーや他の仕事があるメンバーなど別々の解散となった。あくびをしながら宿舎に帰る準備をしていると「ヒョンウォン」とキヒョナが〜

 

→まずこのお話は、ショヌさんに抱かれるたびに「この人の本来の幸せを奪ってしまうのかもしれない」「自分が女だったらちゃんと結婚して子供産めたのに」というキヒョンくんの思いから始まります。ショヌさんに男としての本来の幸せを掴んで欲しい、でも離れたくないキヒョンくんはショヌさんに子供の話を持ちかけるのです。ショヌさんは今のままで充分幸せでしたが「キヒョナは子供を産んで家庭の幸せを手に入れたいのか」とキヒョンくんの望みを叶えるためにヒョンウォンくんに頼む決心をします。つまり、この二人がお互いを大切に思うあまりに、この悲しい物語が始まってしまったのです。二人の心のどこかには「あなたが永遠に隣にいてくれれば充分幸せです」という想いがしっかりとあったのに…。そう考えるとこの二人も悲しい運命のような…。

 

 

 

頁2

 

「ち、違うんだヒョンウォナ…ただ、知っておきたかっただけで…っ。まさか見つかるなんて思わなかった…」

「…」

「ショヌヒョンにも言わずに一人で行ったから、俺が悪いんだっ」

 

→診断書が見つかってしまった場面。キヒョンくんはヒョンウォンくんに頼む前に密かに診断に行っていました。ショヌさんの髪の毛一本くらい簡単に入手できるので。自分たちがAで一致したことに安心しヒョンウォンくんに頼んだのです。ここでは周りの皆に代理出産を行う気持ちを知らせ、断りづらい状態を作ったと勘違いされたくない気持ちから必死に弁解しています。

 

「…二人の子供、俺が代わりに産んであげるよ」

三枚の紙にはAのアルファベットが並んでいる。

 

→どうするべきか悩んでいたヒョンウォンくんはとりあえず遺伝子の診断に行きました。ここで三人が一致していなければ元も子もないので。しかし二人の子供を産むという決意(この時はまだ勘違い)に純粋に喜ぶメンバーにヒョンウォンくんは改めて再確認します。二人のことを良く思っていないのはやっぱり自分だけだと。分かりやすく言うと自分が「悪」であると実感します。ここまでくるとヤケクソですよね…俺が産んでやるよ、といった投げやりな感じでしょうか(きっと彼は遺伝子が不一致だと良いな、と心のどこかで願っていたはず)

 

 

 

頁3

 

「キヒョンの部屋から泣き声?みたいのが聞こえたから耳澄ましてたら、ショヌヒョンが焦らないで考えよう…って言ってて。俺はキヒョナがいてくれれば幸せだけど、お前の意志も尊重したい的な声も聞こえた。俺はさーあのショヌヒョンがそんな甘い言葉を!ってことに興奮しちゃったんだけど、今考えると子供の話だったのかなー」

 

→大事なのは「的な」ということ。そう、この言葉は確かなものではないのです。しっかりと聞き取れなかったミニョクくんが「こんな感じだろうな」と補正をかけてしまったものです。「キヒョナがいてくれれば幸せだけど」とハッキリとショヌさんは言うことができていません。まぁこの言葉を聞いたらヒョンウォンくんは色々辛くなりますよね…ミニョク氏…お前…(頭を抱える)

 

そっと一つの部屋の扉に耳を寄せれば、初めて聞くキヒョンの涙に濡れた喘ぎ声が〜 

 

→ヒョンウォンくんのしんどそうな姿に「自分が欲を出したから…」と思い悩んでしまうキヒョンくんを察したショヌさんは部屋を訪ねます。二人は慎重派で恥ずかしがり屋なこともあり事に及ぶ時はメンバーのいない場所を選んでいたのですが、初めて宿舎内で体を重ねた場面にまさかヒョンウォンくんが…。二人は悪くないのですが、幸せに浸っている自分たちの壁を挟んだすぐそこで涙を流している人がいることに気づくことはありません。

 

 

 

頁4

 

皆にバレないように病院に向かって受けた診断によると栄養不調と貧血に低血圧と結果は散々。

 

→誰も気づかないところで、ずっと苦しみ続けていた結果ですね。そばで仲良くしている二人を見たらストレスが溜まることくらい本人も理解済み。

 

俺はきっと…もうあの頃には戻れないから。

ごめん、もう今までのような日々には戻れない。絶望させてしまうかもしれないし、泣かせてしまうかもしれない。

 

→これらは、もうすでにこの頃から一人違う道を歩く覚悟を決めている気持ちの現れです。

 

…それにしても王子オッパはこんな時間に何してたんだろ。あの廊下の向こうはいっつも黄色い看板があって…行っちゃいけないよ、って太ったナースさんに言われたもん。

 

→廊下の向こう、とはこの後出てくる隔離病棟です。この時にはもう遺伝子の薬を投与することを決めています。

 

 

 

頁5

 

また騒がしくなる部屋にケタケタ笑いながら、本当にこの時期で良かったと内心胸をなでおろす。

 

→あの薬を投与して苦しむ姿を見せたくない、という強い気持ちです。

 

 

 

頁6

 

「新しい薬の副作用が酷いので普通の病室では過ごすことができないんです。不要な物は怪我に繋がる可能性もありますので」

 

→副作用のあまりの痛みに理性を失い暴れることもあるため、落ち着くまではここで過ごします。ご飯もまともに食べられないために、体重も落ちてしまいました。

 

静かにヒートアップしていく言い合いに思わずショヌヒョンの服の裾を握ってしまったが、それに気づいてそっと指を絡めてくれた。視線を上げるとヒョンウォンは俺たちの絡め合った指を見たような気がしたけれど、またすぐに意志の強い目に戻る。

 

→見たような気が、じゃなくて、しっかりと見ています。手なんて握られたら二対一みたいでそりゃあ苦しいですよ…。無意識って怖いですね。

 

でも、三人の愛を引き継いだ子供が俺を他人として二人の子供として育てられていくことに、耐えられる気がしなかった。だったら本当に赤の他人になりたかった。

 

→好きな人が違う人と子供を育てていく姿を近くで見ることさえも辛いのに、その子供が少しでも自分の子でもある事実が残っていたら。やるせない気持ちともどかしい歯がゆい気持ちで複雑ですよね。いやー感情がぐちゃぐちゃですわ、これは…。

 

 

 

頁7

 

いっその事言ってしまった方が楽なのは知っているが、この先のことを考えると一人で耐えた方が良いとの結論に至った。

 

→この先とは、一人皆から離れる未来です。この時点でヒョンウォンくんは産んだ後一緒に暮らさないことを決意しています。辛い姿を見せてまた過保護に拍車がかかったり罪悪感を負わせると「お前の面倒は俺が一生見る!」とか言いそうなキヒョンくんなので。

 

「…シウ」誰もいない病室で呼ぶ名前は、このお腹にいる赤ん坊に向けて。

 

→ヒョンウォンペンなら全員大好きあの企画からお名前を勝手に拝借致しました。本当にありがとうございます。しかしこの話の中では、ヒョンウォンくんがあのシウくんから名前をとったわけではありません。ただ自分のつけたい名前がシウだった、という程でございます。

 

 

 

頁8

 

(ウォノ)

言い返してきたトーンは淡々としていて、何だか今日は生気が感じられない。

「ショヌが嘆いてたぞ~お前が全然決めてくれないって」

 

→この頁はメンバーそれぞれの視点で進みます。ヒョンウォンくんの様子がおかしいのはショヌさんが子供のベビー服の話をしていったから。目の前で好きな人に嬉々としてそういうことを話されると、嫌でも失恋を実感させられますし。ショヌさんは純粋に家族同然のヒョンウォンくんの意見を大事にしたいだけなんです…無意識に傷つけてばかり…。

 

「新しい曲。お前が無事に戻って来たら七人で最初に歌う曲」

 

→ウォノさんはヒョンウォンくんが戻ってきたらすぐにカムバしてモンべべに最高の姿を見せてあげたいと思っていて、その為にせっせと新曲をこしらえていました。ヒョンウォンくんはこのデモをすりきれるくらい聞き、グループを離れようとしていた彼を引き止めたのはこの曲の存在が大きいです。ちゃんとカムバして歌いますよ!(ストーリーには入らないけれど)

 

 

(ジュホン)

気になったけれど、しっかりとガムテープで封をされたダンボールをこじ開けるのは気が引けた。たった七つだけに纏められたヒョンの荷物。

 

→最初は出て行ったヒョンウォンくんがメンバー六人と赤ちゃんのために一つずつダンボールを残していて、中には手紙が…みたいな伏線を考えていたのですがなくなりました。なのでジュホンくんのターンに伏線はないですが、強いて言うならこの時点で荷物は全て片付けていて、ここに残るつもりはゼロだということが伺えます。ジュホンくんがダンボールを開けてれば勘付いていたかもしれない。

 

 

(ミニョク)

実はもう一つ大切な準備が同時進行で行われていた。今日はジュホニが家で一人、頑張ってヒョンウォナの荷物移動をしてくれているはずだ。

 

→ジュホンくんと同時刻で進む話。友達と遊ぶと言って家を出ましたが、友達とはヒョンウォンくん。大切な準備とは二人の結婚式。ここで渡されたのはビデオカメラです。

 

しかし、触れたことによって微妙に体が震えていることに気づいた。

 

→好きな人の結婚におめでとうを言わなければいけない辛さ…気分も悪くなりますね。その後会話で出てくるように「精神的な乱れ」とはこの結婚式の話題が実は大きく影響しています。 ヒョンウォンくんの恋心を知ったとき、ミニョクくんは友達と言いながら何もわかってなかった自分を呪います。設定では大人になってアイドルを引退してからも、ヒョンウォンくんの家にゲームをしに行くミニョクくんです。

 

 

チャンギュン)

「ヒョンウォニヒョンがいなかったら子供は考えなかったんですか?」

 

→この話の中でマンネが一番冷静で賢い人物です。二人が交際を始めてからも冷かさずそっと見守ってきた彼は、こういう疑問も当人たちの問題だと深く入り込む真似はしません。実は書き始めた頃、子供を産み離れて暮らし始めたヒョンウォンくんをチャンギュンが支えていくシナリオでした。数年後今度はチャンギュンとの子供を産んでハッピーエンドみたいな流れだったのですが、途中から子供×ヒョンウォンの未来の方が見たいな…と思い始めたのでボツに。

 

「…俺は、勿論自分の子供が生まれてくることの嬉しさもあるけれど、それ以上に、ヒョンウォナが俺たちのために産んでくれることの嬉しさも強いんだ」

「生まれてくる子供と同じくらい、ヒョンウォンのこと大切に幸せにしたいと思ってる」

 

→これがキヒョンくんの純粋な気持ち。子供を産んでくれるから、とかの罪悪感や情けからきているものではなく純粋にヒョンウォンくんに感謝しているのです。でもそれが彼を苦しめているのですが…。ショヌさんもキヒョンくんもマジの良い人だから憎みづらいです。

 

 

(ショヌ)

朝日に照らされ入院期間でさらに白さを増した薄い肩は、男性のものではないような儚さを醸していた。今までにだって何回も見ていたはずなのに。

 

→ヒョンウォンペンのモンペであり推しが愛されてないと無理な自分が顔を出した瞬間。ショヌさんちょっとドキッとしちゃってますね〜。まぁあなたたちに深く傷つけられたせいで(言い方)儚さが増したヒョンウォンくんは綺麗ですから…。このまま惹かれ…とはならなかった。

 

ジッと見つめる顔は少し曇っていて、何かいけないことをしてしまったか不安になる。しかし首を横に振ると「可愛いですね」とベットに背を預けた。

 

→以前偶然看護師さんから聞いたチューリップの花言葉を思い出します。ショヌさんが意図的ではないことをわかっているからこそ、そういう運命なんだな、という悟り。

 

「お前は可愛いというより綺麗だから、チューリップよりも似合うものがあった気がする」ヒョンウォナは一瞬目を見開いて俺を見つめたまま瞬きを繰り返すと、ゆっくりと手元に視線を落としていく。

 

→綺麗って本当に容姿の褒め言葉って感じだけど、可愛いって中身も全て含めての愛しさを感じているイメージありませんか?ヒョンウォンくんはそういう解釈。嬉しいけど切ないよね、キヒョンくんは可愛いけど俺は…っていう。

 

「赤色のチューリップって可愛いですね」

 

→せめてもの強がりと少しだけ自分の気持ちに気づいて欲しかった心の現れ。赤のチューリップの花言葉:愛の告白 黄色のチューリップの花言葉:望みのない恋

 

 

(キヒョン)

「キヒョナはチューリップ飾ったの?」と突然質問されて驚いたが、昨日ショヌヒョンはここに来ていたし知っていて当然かと納得したのちに「うん。…こういうこと初めてだから嬉しくてちょっと泣いちゃった」と他のメンバーには言えないことも話してしまった。ヒョンウォナは茶化すわけでもなく優しい笑顔でずっと聞いてくれた。

 

→不器用で花なんて到底自分から選んだことのないショヌヒョンからのプレゼントに感激するキヒョンくん。惚気なんて一度も零したことのないキヒョンくんが思わず話してしまったのは、あまりにもヒョンウォンくんが優しい顔をしていたから。しかし彼は出産を間近に控え、もはや「もうすぐ二人と離れられるし今までみたいに苦しい思いをしなくて済む」という心境にまで至っていたのでそんな表情を作れたのです。

 

「…嫌いになった?」

細められた綺麗な瞳が俺を見つめている。

「…そんなことで嫌いにはならないよ」

「そりゃそうだ」

 

→「そんなことで」って言い方にヒョンウォンくんはこの二人は一生一緒にいるんだろうなぁと実感します。何年も一緒にいたんだから、そんなこと、なんですよね全部。そんなんで崩れる関係じゃないし、そこに自分が入り込む隙間がないことに実感して、苦しくなって、でもなんだか安心するのです。望みがないなら諦めやすいから。

 

「幸せになってね」

どこか違和感さえも感じるような言い方だった。他人事のような距離を感じるようなまるで突き放すかのような。

 

→これ、裏を返せば「俺は幸せになれないけど」って意味です。ショヌさんが手に入らない以上、ヒョンウォンくんに幸せは訪れないわけですから。キヒョンくんの幸せ=ヒョンウォンくんの不幸(わかりやすく言うと)

 

 

(   の場合)

「さっきね、台に乗って運ばれて行ったんだ。お腹おさえてたけど、変なもの食べちゃったのかな?」

 

→この空欄三つ分空いているのですが、まぁわかりますよね。あの看護師さんです。ヒョンウォンくんの状態が悪くなって運ばれていくのを見た子供の声。この看護師さんのおかげで(上)のオチが上手くついた…感謝です。

 

 

 

(下)に続きます。

 

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